多くの人が悩む子育て寝かしつけ
子どもを育てていると大変だなと思うことは多くあると思います。そんな中で私が体感的にすごく大変だと感じているのが寝かしつけです。私はまだ3年ほどしか子どもを育てていないのですが、その年代年代で内容は少し違うのですが、寝かしつけの悩みは長くついてくる問題だと思います。とあるインターネット調査によると多くのママ、パパが寝かしつけに悩んでいると回答しています。今回はそんな寝かしつけの悩みを共有して私が実際に行ってきた寝かしつけへの取り組みを紹介していきたいと思います。

何時に寝かしつけるのがいいのか?
うちの子は3歳と1歳です。その年代の理想の睡眠時間は11時間から14時間(お昼寝を含む)と言われています。大体保育園で1.5時間ほど昼寝をしているので、夜は最低9.5時間は寝て欲しいです。私の出勤時間の関係で、我が家では6時半に子どもを起こすことにしています。そうするとそこから逆算して8時から9時には睡眠に入って欲しいですね。しかし、いざ寝る時間だ。寝室に行こうとなってから、すぐに寝てくれるわけではありません。そこで、我が家では早めに8時に寝室に行くを目標に動くようにしています。
月齢 | 活動時間の目安 | ベストな睡眠時間(合計) |
0から1ヶ月 | 〜40分 | 14時間から17時間 |
4から5ヶ月 | 1時間20分から1時間半 | 12時間から15時間 |
1歳3ヶ月から1歳半 | 4から6時間 | 11時間から14時間 |
4から5歳 | 5から12時間 | 10時間から13時間 |
寝かしつけの悩み
一言に寝かしつけと言っても色々な悩みがありますよね。まずは、目標としている寝かしつけの時間までに全てを終わらせ、寝室に行かせることですね。スムーズに運ばないとあれやあれやと時間がすぎていってしまいます。そして、寝室に行ってからの悩み。布団に入ってもなかなか寝てくれないなどなど。そして、兄弟、姉妹の悩み。どちらかが泣いてしまい、寝れないや、お互いが起こしあってしまうなど。うちはこのパターンなのですが、寝かしつけにも色々な悩みがありますね。きっと明確な解決策はないのかもしれません。しかし、寝かしつけの時間が短ければ短いほど、親の時間が生まれます。なんとかスムーズに寝かしつけが出来ないかと試行錯誤しているところです。そこで、私が実践している寝かしつけのためにやっている工夫を紹介します。


私が寝かしつけのためにやっている工夫
寝室にスムーズに誘導する
やはり地味に重要なのが子どもをいかにスムーズに寝る体制にして、寝室に誘導するかです。子どもはできれば寝ないで(寝室に行かないで)遊んでいたいものです。これは工夫と言うよりは逆算しながら子どもの動きに合わせて行くことが大切だと思います。その中で細かい工夫を織り交ぜて子どもの動作をスムーズにしてあげることを私はしています。誰が一番に着替えられるか競争を持ちかけたり、歯磨きの歌を流し、楽しみながら歯磨きをしたりとなるべく子どもが自ら寝る準備に向かっていけるように働きかけを行っています。
睡眠の導入
寝る準備が整い、寝室に行った時に何か睡眠への導入があったほうがスムーズに行く場合があります。我が家では絵本の読み聞かせです。寝室の前に絵本の棚があり、今日はどの絵本を読むかを選んでから寝室に入ります。以前は寝室の中に絵本の棚があったのですが、もっともっととなってしまい、失敗でした。このように睡眠への導入があれば、子どもも睡眠へ向け、気持ちを切り替えることが出来ますし、ルーティンになってくるので上手く布団に誘導しやすくなります。今日1日の出来事を振り返るお話をするや、歌を歌う。おやすみの挨拶回りなど、色々な睡眠への導入を行っている先輩方も多くいるので自身にあった物を試して見るのがいいと思います。
寝室に視覚的なノイズを入れない
子どもはちょっとしたことを気になってしまい、睡眠モードから外れてしまうことがよくあります。なので寝室に視覚的なノイズを入れないように工夫しています。基本的には、子どもの興味を持ちやすいものや、光るものはなるべく排除しています。以前、蚊取りの機械を置いていたのですが、それの光が気になってしまい、スイッチを入り切りで遊びだしてしまったので撤去しました。私はスマホも持ち込まないようにしています。少しでも光や音が漏れるとせっかく寝る体制に入っていたのに「なになに?」と起き上がってきてしまいます。
睡眠に入りやすいように音楽を
上記で書いたノイズとの兼ね合いになってくると思うのですが、適度な音楽はあったほうがいいと思うことはあります。私はEchoのスマートスピーカーで小さな音でオルゴールのプレイリストを流すことがあります。結構スムーズに寝てくれることが多いように感じます。子どもも楽しみにしていますね。しかし、オルゴールの音がないと寝てくれないとなってしまう場合があるので、注意が必要です。
あとはひたすら寝たふり
なんだかんだ一番いい寝かしつけは寝たふりを決め込み、何事にも動じないことだと思います。寝ない子どもを下手に怒ったり、説得したり、話に付き合うよりずっと効果的だと思います。この時間は本当に辛いです。イライラもします。けど自分の中で楽に寝たふりを続ける方法を探し、寝たふりを続けてください。いつかは時間とともに寝てくれますから。
補足 親が寝落ちしないために
子どもを寝かしつけるのに寝たふりを続けるのは本当に大変です。ぼーっと子どもが寝てるとの待ってるのも辛いですし、早く寝て欲しいとイライラもします。一緒に寝てしまうといったことも多いと思います。そのまま寝落ちしてもいい環境なら、そのほうが親にとっても子どもにとってもいいでしょう。しかし、子どもが寝たあとにしたいことがある親も多いでしょう。家事も残ってるし自分の時間や夫婦の時間も欲しいと思います。私もそんな思いがあり、寝落ちしないようになんとかと工夫してきました。一番いいのは耳で何かを聞いてやり過ごすことです。ワイヤレスイヤフォンを耳に入れて聞いていても、寝室の暗い中では子どもにバレることも少ないと思います。私はエアポッツを使用し、YouTubeをラジオ代わりに聞いたり、本を音声で読み上げ、耳で聞いて学習したりしています。よほど疲れていなければ寝落ちすることはほとんどないです。
8時に寝室に行かせるためには
子どもを8時に寝室に行かせるためには大変です。我が家のスケジュールと工夫していることなどを紹介します。
18時30分 保育園から帰宅
すぐにご飯にします。子どももお腹を空かせていますし、ここで早くご飯に出来るかどうかでこの後のスケジュールが大きく変わります。帰宅後すぐにご飯に出来るように調理器具などを工夫し、作り置きなどもしています。
19時 子どもとお風呂に入ります。
お風呂は子どもも大好きな時間です。親と子のコミュニケーションにもなるので、この時間は大切にしています。時間をかけて遊びながらゆっくり30分くらい入ります。
19時30分 寝るための準備
お風呂から上がると保湿をし、着替え、薬を飲み、歯磨きをし、髪の毛を乾かします。ここで陥りやすいのは、子どもが他のことに興味を示してしまい、遊び始めてしまうパターンです。なかなか子どもが思うように動いてくれず、時間もかかるし、イライラしてしまうパターンかと思います。子どもが楽しく大人と寝る準備が出来るように工夫したいですよね。私はまず競争を仕掛けることがあります。

今日は誰が一番に着替えられるか競争だー!!

負けないぞ〜
これは今の子どもの年齢にはとてもマッチしていて、かなりノリノリで準備をしてくれます。間違えて親が勝たないように注意をしなければなりませんが。
次に行っている工夫が音楽やビデオを流すです。着替えはパジャマの歌。歯磨きは歯磨きの歌と行った感じに歌に合わせて親と子で一緒に行っています。今では子どももアレクサに歌をお願いするのが楽しみになっています。
そして最後になる前に何か楽しみを持ってくることです。我が家では寝る前に体操として、ストレッチをみんなでやります。子どもが上に乗っかったりし、楽しく行えるので子どもも大好きです。子どもも寝る前の体操をやる時間を作ろうと頑張って準備するようになります。
20時 布団に入り、絵本を読んで寝るモード
準備を済ませ、寝室に行くと部屋の電気を消し、手元のライトだけで絵本を読みます。明るいと子どももさらに遊ぶモードになってしまいます。子どもそれぞれに1冊ずつ本を読み聞かせます。
おやすみなさい。
子どもの生活に合わせて逆算して動く
色々と寝かしつけをスムーズにする工夫をまとめ、書いていきましたが、全てがうまく行くわけではありません。むしろ失敗する時も多いです。けど、工夫をして実践することにより、明らかに子どもと楽しく寝かしつけが出来るようになりました。大切なのは子どもの生活に合わせて工夫を作っていくことかなと思います。ぜひ寝かしつけに悩んでいるママさんパパさんが少しでも参考になれば嬉しく思います。
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